過去ログ - 美樹さやか「バイオリン仮面・・・一体何者なの?」
1- 20
286: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/07/09(火) 17:15:17.24 ID:LHBEiWBd0
マミ「魔女と戦ったとき、私は死にかけたわ。頭から食べられそうになったの」

マミ「死への恐怖が、私の体を動けなくしたと思ってたけど・・・本当に怖がってたことは死の先にあった」

マミ「それは孤独」

マミ「自分だけがひとりぼっちの闇の世界へと取り込まれる感覚・・・
あの瞬間それがはっきり解った。」

マミ「私は孤独を恐れている・・・でもそれは、私だけじゃなくて誰もが抱えてるものだと思ったの」


マミ「私以外の誰かにも、一人ぼっちなんかにさせちゃいけないって思ったら・・・
自然に体が動いたわ。」

杏子「・・・誰だよそれ・・・」

マミ「あの状況で誰?ってとぼけるのも凄いわね」


マミ「佐倉さんだって独りぼっちになる必要なんか無いわ。」

マミ「あなたを悪い人になんかさせちゃいけない。
誰かの命を奪ってしまったらきっとあなたは後戻りできなくなる。」

マミ「私をもう一度奮い立たせたのは正義の心なんかじゃないわ。
一人でも多くの、そして自分の孤独を救おうとしてる。単なる自己満足に過ぎないの。」

マミ「もちろん親が魔女の手にかかれば明日を孤独で生きる子供達。
それを救うって考えれば正義の味方とも言えなくは無いけどね。」

マミ「佐倉さんを助けたい。一人ぼっちにさせない。
そして、私のためにも・・・また一緒に、そばにいてほしい。」

マミ「そこに正義があるかどうかなんて、後回しよ」


杏子「・・・」

杏子「それがアンタの本心だとして・・・えらくベラベラとしゃべるんだな。」

マミ「最近出会ったとある人の影響よ。その人は自分の欲望に正直に行動する人で・・・」

マミ「その人ならどうするだろうって思ったら、まずあなたに素直な気持ちを伝えることが大事だと気付けたわ」

杏子「・・・」


マミ「お願い、力を貸してくれないかしら。3人・・・いいえ、バイオリン仮面を含めて4人が協力すれば
ワルプルギスの夜を倒せる確率はそれだけ上がるわ。」

マミ「その上でこの町を縄張りにするのならすればいい、私の事が気に入らなければいつでも
仕掛けに来ると良いわ。」



杏子「・・・考えさせてもらうよ。とりあえず今日のところは引き下がってやる」

杏子「勘違いするなよ。また気にいらねぇ行動をとりやがったらいつでも潰しに行くからな」


マミ「佐倉さん・・・」


タッタッタッ

ほむら「巴さ!・・・・ん?」


〜巴部屋〜

さやか「マミさん!ぶ、無事だったの!?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
784Res/693.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice