過去ログ - 美樹さやか「バイオリン仮面・・・一体何者なの?」
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98: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/06/25(火) 17:30:36.56 ID:pwAedL580
まどか「ひ・・・仁美ちゃんが!?なななな・・・なんで?まだ学校終わってないよ!?」

さやか「あの仁美が家の人や先生に怒られてでも押し通す事なんだよ。
というか、まだ着いてないの遅くね?
仁美はまどかが恭介に告白するものと勘違いしたんだ。だから、覚悟を決めて伝えるはず。」

まどか「さ、さやかちゃんはそれでいいの!?わ、私ならさやかちゃんが来るまで、
仁美ちゃんに告白するのはやめてって言えるよ!上条君が・・・仁美ちゃんと付き合うようになってもいいの!?」

さやか「よくないよ。嫌だよ。でもそれ以上に自分が透けて見えたんだ。
私が契約したがってた理由、覚えてるよね?」

まどか「上条君の手を治す事?」

さやか「昨日マミさんがヤられそうになって戦うのが怖くなった。そして、
もし仁美と恭介が付き合うことになったら、それを願わずに済む。って考えちゃった。
そしたら結局、あいつのためとか言っておきながら自分が感謝されたいだけだったんだって気づけた。」

まどか「さやかちゃん・・・」

さやか「誰よりもアイツの夢のことを考えてたつもりで、アイツの指が動かないこの状況を喜んでる自分に気づいた。
毎日お見舞いに行ってるのがあたしだけって状況に甘えてた。そしてそれがずっと続くことさえ望んでた。
そんな自分が卑しいから、恭介のそばにいる資格なんか・・・無い気がしてきて・・・」

まどか「そんなこと・・・」ポロッ

さやか「だから、なんの疚しさも無い仁美がちゃんと告白したいって言ってるのなら、
それを応援こそすれ、邪魔することなんて出来ないよ。」

まどか「そんなの・・・駄目だよ・・・さやかちゃん・・・
なんで・・・私・・・仁美ちゃんもさやかちゃんも納得行く形で・・・真剣に考えて欲しいだけなのに・・・
なんでさやかちゃんだけが辛い役割を被ろうとしてるの・・・?」ポロポロ・・・

さやか「・・・まどかはやっぱり優しいね・・・他人のために泣けるんだもん。
あたしが泣くとしたら仁美も恭介を好きだと知らないで勝手に契約した後、
自分のバカさ加減に気づいたときとかだろうね。他人のための涙なんて出ない。だから・・・

ありえない事だとは思うけど、仁美がフラれたらその時こそ恭介の事真剣に考えてくれないかな?」

まどか「さやかちゃん・・・?」

さやか「あたしは完全に降りるよ。今はまどかや仁美との、そしてほむらやマミさんとの友情の方が
大事なんだ。一般人のあたしでもほむら達のサポートくらいはできるから。」

まどか「さやかちゃん!さやかちゃん!」

さやか「早く学校来なよ、まどか。3時間目には絶対来るって親と先生に約束したんでしょ?」ピッ

まどか「さやかちゃあん!!!!!」

まどか「うっ・・うっ・・・どうして・・・?どうしてこうなるの・・?
バイオリン仮面の変態行為に比べれば・・・さやかちゃんが考えてるいやらしさなんて・・・
まだまだ純粋な物なのに・・・どうして・・・・」

さやか「ふぅ・・・世話の焼ける親友だな・・・3人とも。」

さやか「親友・・・か。」

さやか「うん、親友だよ。アイツはあたしの親友で・・・アイツを好きになったのもあたしの親友。」

さやか「おめでとう恭介。これからはきっと・・・事故の事なんかチャラになるほど素敵な日々が・・・」

さやか「って・・・アレ?」



さやか「・・・・トラップの下着・・・置いたままじゃね?」


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