過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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171: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2014/02/12(水) 01:38:16.01 ID:ASJGosOy0






「・・・・・・・・・・・・・・え!? ・・・・なっ!!!!」




一瞬フリーズした直後、みほにお姫様抱っこされている自分の状態を把握し、一気に目が覚めた。
今朝とほぼ全く同じ状況である。

「これは一体どういう状況だ!!? ていうか、またお前かД¢☆¶ш▽α ///////////」

顔を真っ赤にしながら叫んだ麻子。
途中からは、もはや言葉になっていない。



(普段はクールな麻子が、こんなにパニくるなんて・・・なんか凄い新鮮。)

沙織はそんなことを思いながらも、取り乱している麻子を宥めることにした。

「落ち着いて。 麻子、こんな所で昼寝なんてしてたせいで、危うく轢かれるところだったのよ。」

沙織が、動揺していた麻子を静めつつ、状況を説明した。
危うく轢かれそうになっていたことや、危ない所をみほが助けたことなど。


そのおかげで、麻子は状況を把握し、とりあえず落ち着きを取り戻すことが出来た。
それでも顔はまだ少し赤かったが・・・。

「そうか・・・・すまなかった。 小次郎には "また"助けられたな。//////」



麻子が言った、 "また"という部分に引っ掛かりを覚えた沙織と優花里。

("また"って何!? 前にもコウちゃんにお姫様抱っこされたことがあるってこと!? やだもー!!)

(一度ならず二度も、西住殿にお姫様抱っこを!!? 何てことを・・・・・・・羨ましすぎる!!)

そんな思考が脳内を埋め尽くした。


「ここは危ないので車内に入りましょう。」

みほのこの一言で思考を中断させられた。
とりあえず今は戦闘中なので、この件は一旦後回しにするが、この演習が終わったら麻子を尋問しよう・・・そう思った沙織と優花里であった。






「ん? これは・・・・?」

一方、麻子はそんな沙織達を他所に、近くに置いてあった、ある物を手に取った。
それは、このW号戦車の取扱説明書である。

「・・・・・・。」

そのマニュアルを手に取ると、一人で黙々と読み進めていく。



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