過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
1- 20
239: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2014/04/22(火) 23:52:08.54 ID:ELVgbYtm0






こうして沙織が中心となって料理を作っていき、そして今、夕食が完成した。

ご飯や味噌汁、刺身や肉じゃがなどの料理がテーブルの上に並んでいる。
どれも美味しそうだが、その中でも一際美味しそうなのは、メインの肉じゃがであった。

5人は手を合わせる。

「「「「「いただきます。」」」」」

そう言うと、さっそく皆で料理に箸をつけた。


「う〜ん、美味しい〜。 これ凄く美味しいですよ。」

優花里は、沙織が作った肉じゃがを、美味しそうに食べる。

「本当だ。美味いな。」

「ええ。とても美味しいです。」

麻子や華も同様に、舌鼓を打った。

「えへへ・・・そうでしょ。」

沙織の作った肉じゃがはとても好評だった。
彼女にとって自信作だったらしく、そのためとても嬉しそうにしている。

「フフフフ・・・・こう見えても、花嫁修業は万全なのよ。 いつ、お嫁に貰われてもいいように、家事全般何でもござれよ。
 特に料理には抜かりないわ。 この肉じゃがなんて私の中では一番の自信作なんだから。
 皆も覚えといて損はないよ。男を落とすには、肉じゃがが一番だって。」

「嫁に貰ってくれそうな相手なんて、いるのか?」

「ちょっと、麻子! それ、どういう意味よ!!」

得意気になって語っていた沙織に、麻子は冷ややかなツッコミをいれる。


「というか世の男子って本当に皆、肉じゃがが好きなんですかね?」

「都市伝説の類なのでは?」

優花里と華も、沙織の言ったことに懐疑的だった。

「そんな事ないよ。 この情報は確かだよ。 男は肉じゃがを作ってくれる女が好きだって。間違いないよ。」

「どうかな? この手の恋愛関連の事に関しては、沙織のいう情報は全くと言っていい程、当てにならない。」

「なにをー!」

麻子の言うことに、ムキになる沙織。

そこで、沙織は言った。

「だったらコウちゃんに聞いてみようよ。」

そう言い、沙織はみほの方を見た。優花里たちも同じく、みほの方を向く。


その時だった。

「「「「・・・・・!!!!」」」」

沙織達が見たもの・・・・・それは・・・


「・・・・。」モッチモッチ

じゃがいもを美味しそうに口に頬張る、みほの姿だった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
837Res/529.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice