過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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286: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2014/07/01(火) 04:01:25.24 ID:HeHPMpPe0



(さて・・・どうしたものか。)

ここにきて、みほはとりあえず、成り行きに逆らう事を諦め、勝負を受けることにした。
その上でどうするかを考える。
下手に桃の機嫌を損ねる事を、みほは躊躇った。

(でも、だからと言って、手抜きをするのは失礼だし・・・。)


すると、桃がみほに声をかけてきた。

「いいか、西住・・・全力で来いよ。」

「わかりました。」(桃先輩もああ言ってることだし・・・ここは全力で。)



すると、みほは精神集中のために、目を瞑って深呼吸をした。
大きく息を吸い込み、そしてゆっくり吐き出す。

前回の戦いの時にもやった事で、これはみほが集中力を高めたい時に行う手法である。
つまり、彼女は今、本気モードになったという事である。

そして周囲の者達も、すぐにその変化に気づいた。
みほの穏やかで柔らかかった目つきが、突如として鋭い眼光を宿らせる。
その身に纏う雰囲気が大きく変わり、今のみほの雰囲気はまるで兵(つわもの)のそれである。

皆一様に息を呑んだ。




「・・・・・!!!」

桃は、みほが纏う、そのオーラに気圧されそうになった。

(だが、負けるものか! これでも将棋は結構得意なんだ。)

桃は負けじと相手を睨みつける。




「それじゃ・・・・・・始め。」

杏の掛け声とともに、対局が始まった。



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