過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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36: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2013/07/29(月) 01:07:18.68 ID:LJuwkwQf0


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「来たか。」

みほ達が生徒会室にやって来て、最初に口を開いたのは河嶋桃だった。

「西住。必修選択科目のことなんだが勿論、戦車道を選んでくれたんだろうな。」

「そ、それは・・・・」

高圧的な態度で迫ってくる桃。対するみほは俯いた状態で言い淀んでいる。

しかし、そんな中で華と沙織が先に口を開いた。

「小次郎さんは戦車道をやりませんよ。」

「そうよ。コウちゃんは私達と一緒に弓道をやるの。」

「何だと!」

二人はみほを庇うかのように一歩前に出て、毅然と言い放った。

しかし・・・

「駄目だ。この学校で戦車道経験者は他にはいないんだ。お前には戦車道をやってもらうぞ。」

「勝手なこと言わないでよ! 本人がやりたくないって言ってるのよ!!」

思わず、沙織が食って掛かった。

しかし、桃はそれを意にも介さない。

「悪いが、そちらの都合を考慮してやることは出来ない。我が校は今年、どうしても戦車道を復活させなければならない。
 そのためにも、そいつには戦車道を履修してもらわなくてはならないんだ。出来ないとは言わせない。お前は西住流の人間なのだろう?」

「それこそ、そちらの勝手な都合というものです!! そもそも小次郎さんが何をやるかは彼の自由です。強要する方がどうかしてますよ!!」

あまりにも一方的な物言いに対して、普段は温厚な性格の華も憤慨せずにはいられなかった。

両者共に一歩も引かない口論が続く。


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