過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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735: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2016/08/22(月) 20:14:19.58 ID:UrRIItu5o


すると、みほは相手の表情を見た。

(・・・え?)

その時、ケイはキョトンとした表情で、みほを見ていた。


そして・・・・



「アハハハハハ。」

「「・・・!?」」

突然、ケイは笑い出した。
予想外のリアクションに、みほ達は思わず呆気に取られた。

そしてケイは続けざまに言った。

「そんな事、別に気にする事は無かったのに。ずいぶんと律儀なのね、小次郎君。」

「え!? でも迷惑じゃなかったんですか?」

「迷惑だなんて、とんでもない。 それにあのチェイスは、私も結構楽しかったし。」

どうやらケイは、スパイの事を気にしてなかったようだ。
そして、ケイはみほの肩に手を置き、気さくに言った。

「良かったら、今度遊びにおいでよ。その時はちゃんと歓迎するからさ。勿論、オッドボール三等軍曹もね。」

それだけ言い残すと、ケイは手を振りながら去って行った。






「ふぅ・・・・・。 良かった、寛大な人で。」

みほはホッと一息ついた。


すると、優花里が申し訳なさそうにしながら、みほに言った。

「あの・・・西住殿。」

「ん? どうしたの?優花里さん。」

「すいませんでした。私のせいで・・・。」

「別に謝る事なんてないよ。 サンダースの人も、こうして許してくれた事だし・・・。」

「しかし、私のせいで西住殿が頭を下げる羽目に・・・。」

「気にしないで。別に、僕が勝手にやった事だから・・・。
 それに優花里さんが頑張ってくれたおかげで、重要な情報を得る事が出来、作戦を立てる事が出来た。
 ・・・・・ありがとう、優花里さん。」

みほはそれだけ言うと、戦車の方へ歩いて行った。

「西住殿・・・・・・。」

そして、その後姿を見送る優花里。
その時、優花里の目にはその背中はとても大きく見えた。

ここで優花里は改めて決意した。

(西住殿・・・・私、一生ついて行く所存であります。)




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