過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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768: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2016/12/17(土) 23:35:17.23 ID:l/r1NM83o

「匂いって・・・あんたは犬か!!」

エリカは思わず叫んだ。
一体どんな嗅覚だよ! と言いたい気分だったのである。

そして更に赤星は言う。

「これは、みほさんの匂い。間違いない。 みほさんに会ってきたんですね、エリカさん!」

そう言いながら、赤星はエリカに迫った。

「いや・・・・それは・・・・」

「会ってきたんですね!」

睨みながら言ってきた赤星の、その迫力にエリカは押され気味だった。
そしてまほも、表情には出さないが内心オロオロしている状態である。

まさか赤星にいきなりこんな事を言われるとは、エリカもまほも思ってもみなかったことであった。
赤星は文字通り、みほの事を嗅ぎつけたのである。


すると赤星は素早くまほの方へ向いた。

「隊長!!」

「な、何だ!?」

「私もみほさんに会わせてください、隊長。」

「いや、待て。 落ち着くんだ、赤星。」

「私もみほさんに会わせてください!!」

力強く言い切る赤星。
その有無を言わせぬ迫力に、まほですら押されてしまっていたのだった。


そして結局、そのまま押し切られ、後日にみほに会わせるという事で、何とかまほはこの場は収める事が出来た。


  ・

  ・

  ・

  ・


そんな事があって、そして今に至る。
恐るべし、赤星。



「みほさん・・・・・・。」

とても嬉しそうな表情でみほを見送る赤星。

そして、そんな赤星の後姿を見ていたエリカとまほだったが、二人はこの時の赤星に犬の耳と尻尾が付いているように幻視していた。
嬉しそうに尻尾をブンブン振っているように・・・。







一方、その頃・・・・


「ハッ・・・・!! 何か嫌な予感がするであります!!」

優花里は呟いたのだった。





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