過去ログ - 異世界で勇者になった俺の物語
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105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 22:15:45.34 ID:UQ1xXQdq0
姉「今回依頼したいこと・・・っていうのは」

男「うん」

姉「魔法石を取り返して欲しいんだ」

男「魔法石?」

姉「うん・・・ゴーレムが守ってたお宝」

男・魔騎「え」

姉「ごめんなさい、黙ってて」

姉「これから全て話します」





姉「妹がさらわれてから、私は泣いてばかりいたんだ、
  ある日棚を開けると紙が一枚、落ちてきて、それには魔法石という家に代々伝わる石についてが記されてた
  その石は悲しみを失くすことができるという噂があったの、
  それで私はすぐに黄泉からの帰り道に行ったの、そこで私はゴーレムが大事そうに石を守ってるのは見たんだ
  私はゴーレムから少しの間、石を借りて眺めてた、本当に引き込まれそうだった、悲しみが消えそうだった。」

姉「でも、ゴーレムはその石を誰かのためにずっと守ってたみたいなんだ、
  だからすぐに取り返しに来た」

姉「君達にゴーレムを討伐して欲しいと言っているのは私」

男「・・・」

姉「私はゴーレムに石を返したわ、なぜなら、彼がずっと待っていたのは、私のお母さんだったから」






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