110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/09(火) 21:04:45.48 ID:giTdTbxK0
―街―
魔騎「そこの方、ここら辺に魔族とかは出たりするのか?」
姉「うーん、これなんかいいかな?」
―北王城―
男「んー、門兵とかいなかったから入ってきたけどよかったのかな」
憲兵「いたぞーー!怪しい奴だー!」
男「へ?」
―――王子の間―――
憲兵「隊長!怪しい奴を捕まえてきました!」
隊長「・・・ばか者...そいつは男ではないか!アレを盗んだのは女だぞ!」
隊長「まだこの城にいるはずだ!探せえぇ!」
憲兵「っは!」
隊長「・・・いやー、すまなかった」
隊長「ところであなたは誰ですかな?」
男「あー・・・えっと・・・東の国から来ました、勇者です」
コツコツ
隊長「王子!」
王子「勇者とは、どういうことだ?」
王子「あの一族は滅びたと聞いたが」
男「えっと、記憶を失っておりまして・・・そこらへんはよく分かりません」
隊長「分からんだと?怪しいやつめ!」
王子「まぁ、待て」
男「あ、女王様からの証明書もあります!」スッ
王子「ほう」ペラ
王子「確かに勇者だと記されている、・・・黒魔球を取りに来たのか?」
男「・・・はい、そうです」
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