146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 23:57:13.08 ID:5m2LE/4k0
結論からいうと妹はいなかった
奥に鬼が一匹いたので脅し聞いてみると「魔界へ連れて行かれた」そうだ
俺はかなりの疲労を負っていた
記憶が少し朦朧としていたが今は大丈夫だ
でも、俺は救えなかった
彼女の妹を。
―魔界―
側近鬼「そういえば・・・私が攻撃したとき、魔法が消される感覚がしたが・・・まさかあの娘・・・」
―姉の家―
男「うぁ、ん、治療ありがとう、助かった」
姉「ううん、当然だよ」
男「ごめんな」
姉「ま、いないかもしれないって思ってたし、大丈夫」
男(妹のことを聞くだけで泣くような子が大丈夫なわけないだろう)
姉「これ」スッ
男「ええ?!いや、いらないよ」サッ
依頼報酬の70万バードだ
姉「いや、私の気持ちだから」スッ
男「いやいや、依頼失敗しちゃったしさ、これがないと困るだろう?」サッ
姉「気が済まないから、お願い」スッ!
魔騎「じゃ、受け取るわ」ヒョイ
男「おい、魔騎」
魔騎「姉がどうしてもって言うんだ、そこはもらってあげろ」
男「・・・んゥ」
姉「そうそう!これもお礼」ニコ
ハイ、と、にこやかに渡してくる
魔騎「こいつぁ」
姉「西に行くんでしょ?雪道があるし寒いからと思って」
セーターと防寒着とマフラーだ
姉「マフラーは手編みだよ」ニコッ
男に緑とオレンジ、魔騎に青と黄色
男「っ」
男・魔騎「ありがとう!」
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