過去ログ - 異世界で勇者になった俺の物語
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149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/13(土) 00:32:50.85 ID:tlPsDxBG0
男「ん?」

魔騎「姉は妹を待つだろうよ」

魔騎「この70万バードはお前に渡す、どう使おうがお前の自由だ」

男「俺に・・・」

魔騎「あぁ、お前にだ。そういえば次は雪道だっけな」

男「あ、悪い魔騎、忘れ物してきた、ちょっと取ってくる」

魔騎「そうか、急げよ」

魔騎(忘れ物・・・ね、俺が出る前に聞いたろ、嘘が下手なやつだ)








―姉の家―

姉「お、男くん?どうしたの?」

男「あ、いやさ、一つ言い忘れたんだが」

男「一緒に来ないか?」


姉「男くん」ニコ

姉「私はここで、あなたと、妹が帰るのを待ちます」ニコッ

男「あ、ああ」

姉「そのネックレスをあげた理由、それは何度も私を守ってくれたネックレスだから」

姉「男くんは誰かを守りすぎる、だから今度は私とお母さんがあなたを守る」

男「・・・っへ」ニッ

男「なら俺もコレをやる」スッ

姉「ネックレス・・・」

男「トラのネックレスだ、今度はそいつが姉ちゃんを守っていてくれる」

俺がはじめ、この世界に来たときに持っていたネックレスだ

姉「ふふっ、ありがとう」

男「じゃあ、行くよ」


姉「うん・・・気をつけて!」ニコリ


男「さよならは、言わないぜ」

姉「うん、はい」

男・姉「また会おう」








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