過去ログ - 異世界で勇者になった俺の物語
1- 20
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/13(土) 15:56:18.64 ID:tlPsDxBG0
俺達は馬車に乗り北の国の3分の2ぐらいまで来ていた

ルーク「馬車で来れるのはここまでです」

魔騎「門の仕事があるのに悪かったな」

男「ありがとう」

ルーク「いえ、他の者に任せておいたので大丈夫です」

魔騎「アンタのおかげで3日で来るところを1日でこれた、感謝する」

ルーク「いえ、では」

ルーク、東から北へ入るときの門番らしい
北の王都から出た後に偶然会い、俺達をここまで運んでくれた


魔騎「ここからは雪道だ」

男「姉ちゃんからもらった防寒着のおかげで助かるな」




ギュッギュッ

男が先頭を歩き、雪を踏み固めていく

魔騎「慣れているな、俺は初めてこんなところを歩いたぞ」

男「いや、何回か・・・雪国に行った記憶があるんだ」

魔騎「そうなのか?記憶がだいぶ戻ったんじゃないか?」

男「・・・いや」


ヒュオオ

冷たい北風が吹く


男「・・・防寒着を着ててもかなり冷えるな」

魔騎「ああ」

魔騎「そういえば、ここらにはイエティとかっていう魔獣が出るらしい」

男「イエティ?」

魔騎「雪の中とかで現れては、人を連れ去るらしい」

男「そうか、ところで今は昼だよな?」

魔騎「ん・・・ああ、昼だろう」

男「そうか、空を見ても暗く曇ってるから分からねぇ」

魔騎「昨日は馬車で寝たし、昼ごろから一日だから今は昼だろう」


ギュッギュ

男「次は・・・村か?」

魔騎「えーと、村だな」

魔騎「よく冒険者も泊まりに来るらしいぞ、有名な村だ」

男「後どれぐらいで着く?」

魔騎「分からん」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
160Res/147.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice