153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/13(土) 16:20:26.51 ID:tlPsDxBG0
―夕暮れ―
男「お、村だ」
雪がふぶくのでよく見えないが、確かに村があった
魔騎「スーザン村・・・か」
―スーザン村―
村人1「ん・旅の人ですか?」
男「俺達、魔王討伐の旅をしているんです」
男「今晩泊めていただけますか?」
村人2「魔王討伐だって!?」
村人2「そんなことやめておけ、命が何個あっても足りないぞ」
男「誰かがやらないと、どっちみち人間は消えますよ?」
村人2「分かってる・・・俺達の未来はな、」
村人2「魔族に殺されるか、マグマでなくなるか、の二択しかないんだ」
村人1「最近では、魔王討伐のための軍が西の国でつくられたという噂だぞ」
村人2「ああ、だから何もお前がやる必要はない、まだ若いんだ、人生を楽しめ」
魔騎「おい、悪いがコイツは勇者だ、コイツが一番、魔王を倒すのに大きな力となる」
村長「ゆ・・・勇者だと?」
魔騎「村長か?これは証明書だ」スッ
村長「こ・・・こんなことが・・・」
村長「あなたは希望です」
村長は男を見つめる
村長「人類の」
村人1「勇者・・・」
村人2「驚いたな」
村人2「西の国で軍に入ったらどうだ?」
村人2「そこは光魔法が使える人がかなりいるらしいぞ」
男「軍に?」
村人2「俺はそっちのほうが良いと思う」
村人2「勇者といっても、まだ、子供だ、二人旅なんて危険すぎる」
村人2「それにあんたの命は他には変えられないものだ」
男「・・・」
村長「とりあえず、今日は泊まっていってください」
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