過去ログ - マリ「いやぁー、変な夢を見てました!」
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◆zMtjyo/9k00v
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2013/08/08(木) 08:57:45.11 ID:MOmr4Bk50
ミサト『はい、こちら葛城です』
冬月「……私だ。碇からの指示を伝える。帰還したまえ」
ミサト『はっ?? いや、し、しかし機龍が……』
冬月「機龍のシステム復旧は技術班に任せる。陸自にも今から撤収命令を出す。残るは君たちだけだ。碇の息子……シンジ君と、上府中公園の司令所で合流し、陸自のヘリを使って帰還するのだ」
ミサト『そんな……い、碇司令は?』
冬月「奴は今回の事態について、上層部と緊急会議を行っている。続けるぞ、遠隔操作による緊急停止が不可能な場合、機龍のバッテリー切れによる活動停止を待ちその後機龍を回収する」
ミサト『待ってください! それでは小田原の街が』
冬月「葛城君、私だって同じ気持ちだ。碇にも伝えた。だが……有効な方策がないのだ」
ミサト『いえ、今からでも陸自と空自に協力を依頼してください! 機龍を直接止めることは出来なくても、郊外への誘導ぐらいは……』
冬月「……自衛隊の今回の出動はあくまで、ゴジラ出現を受けての、防衛出動だ。G-Forceの兵器である機龍に対して武力を行使するには、改めて方々からの許可を得る必要がある。それにかなりの時間を要するであろうことは、君にもわかるだろう。それに、今回の出動において……ただでさえ我々は自衛隊に多大な戦力損耗を強いた。法的手続きが仮に首尾よく進んだとしても……省の方が素直には聞き入れないはずだ。もしそれが終わったとしても、その頃には……」
ミサト『……とっくに機龍は停止してしまっている』
冬月「そうだ。そして、よしんば許可が得られたとしても、小田原市を、よりにもよって自衛隊とG-Forceの内輪もめの戦場にすることは出来ない。人類同士で、それも仮にも同じ一国の中に存在する組織同士で、都心部を舞台に戦争じみた武力行使をするなど……あってはならない」
ミサト『……仮に、それを押し切って協力してもらうとしても、今から小田原市内に戦車大隊を再展開して機龍との戦闘態勢を整えるだけの時間は、ない』
冬月「わかってくれたかね」
ミサト『おっしゃることは、理解、しました……しかし、承服できません』
冬月「葛城君!」
ミサト『自衛隊を出動させることが出来ないとしても、他に方法はあります。出来る限り、被害を留めます』
冬月「私だってこんなことを言いたくはないが……これは碇からの司令なのだ。それを承服しない、ということはどういうことかわかっているんだろうね」
ミサト『承知しています。然るべき処分を受ける所存です。しかし、G-Force単独で事態の収集を図る努力をする、という上では、まだ私の裁量で幾分か行動できるはずです』
冬月「………葛城君」
ミサト『はい』
冬月「私からも……君たちの後の扱いについては、その、尽力してみる。頼んだぞ」
ミサト『ありがとうございます!』
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