過去ログ - マリ「いやぁー、変な夢を見てました!」
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145: ◆zMtjyo/9k00v[sage]
2013/08/08(木) 09:10:27.79 ID:MOmr4Bk50
ミサト「シンジ君? 私がわかる?」

シンジ「……ミサト、さん?」

ミサト「ああ……よかった、シンジ君、大丈夫?」

シンジ「何とか……ごめんなさい、大事なときにこんなことに」

ミサト「全然! 君はよくやったわ、なんたってゴジラ、逃げ出したんだから! 君のお手柄よ。いきなりこんなところに引っ張り出されたのに……ありがと」

シンジ「機龍は?」

ミサト「えっと、まあいろいろあったけど、とりあえずゴジラを追っ払って後は回収するだけって感じ?」

シンジ「そうですか……」

ミサト「ふっふっふ、シンジ君、頑張ったわね。ちょっち乗り物酔いしちゃった? ごめんね、あんな狭い飛行機で」

シンジ「いえ……変な風景が見えたんです」

ミサト「へ?」

シンジ「ゴジラが吼えるのを聞いた瞬間、何か……見たことない風景が頭にちらついたんです」

ミサト「……どういうこと?」

シンジ「わかんないです……最初は、水の中で、次に、すごい光と波に吹き飛ばされたような風景で、それから、水の上へ出ました。海の上でした、多分」

ミサト「シンジ君?」

シンジ「それから……泳いでいったら、どんどん陸が見えてくるんです。大きな街でした。夜で、えっと……それを、すごい高いところから見下ろしてました」

ミサト「何を言ってるの、シンジ君……そんなものが画面に映ったの?」

シンジ「違うんです、瞬きするごとにちらちらと見えたっていうか、なんていうか」

ミサト「そんな……あのスキャナーは脳波を読み取るだけのものだったはずじゃないの? こんな症状が出るわけ……幻覚だとしても、いくらなんでも具体的過ぎる……」

シンジ「その街を、歩いていきました。なんていうか、巨人になったみたいで気持ち悪かったです。足元を車や人が逃げていくんです……あの、ごめんなさい、変な話して」

ミサト「い、いえ、大丈夫よ。もしかしたら、君が気持ち悪くなった何かの原因かもしれないじゃない。話してごらんなさい、それでどうなったの?」





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