過去ログ - マリ「いやぁー、変な夢を見てました!」
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16: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/22(土) 18:54:58.97 ID:fNEaUzLO0
マヤ「も、モゲラ、スパイラルグレネードミサイルスタンバイ」

ミサト「なに考えてるの……追尾性能のないミサイルじゃ、あんな速度の目標に当てられるわけないじゃない」

怪獣、23号線の上を逃げる。やがて、23号線のさらに上を高く跨る、高速4号東海線が見えてくる。

シンジ「マリ……まさか、きみ」

マリ「ワンコくん、目標、あの高速道路!」

シンジ「えええ!? だ、駄目だよ! そんなことしたら……」

マリ「しゃーないしゃーない! 避難終わってるんだから、別に人死にが出るわけでなし。どうせあの高速の出口、さっきあいつが壊したじゃん」

シンジ「で、でも……」

マリ「だいたい、今さらそんなこと言ってる場合じゃないと思うよん。見てみ、後ろ」

シンジ「後ろ?」

16万tの巨体を持つモゲラ、両足のキャタピラーと強力なホバー噴射によって、高架道路の上を驀進している。
もちろん、その衝撃に耐えきれず、モゲラが通過するそばから、国道23号線が崩落していく。

シンジ「あ、ああああ……!?」

マリ「ほらね。今さらあの高速道路一つかばって何になるのさ。だいたい、あいつはあの高架ぐらい飛び越えられるだろうけど、こっちはジャンプもできないからつっこむか足止め食らうしかないよ。それに、このままじゃ追っかけてるうちにこっちのあんよがドカン、なんでしょ? だったら何とかして足止めするっきゃない!」

シンジ「うう……どうにでもなれ! ミサイルスタンバイ、目標、えーと……前方の高速道路?の橋げた!」

モゲラの右腕先端部が二つに割れ、中からスパイラルグレネードミサイルがその弾頭をのぞかせる。
怪獣、逃げるのに必死でそれに気づいた様子はない。

マリ「よぉし! あたしが合図したら撃ってね? まだよまだよまだよ……」



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