過去ログ - マリ「いやぁー、変な夢を見てました!」
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54: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:09:33.46 ID:ubL2oq8r0
リツコ「なるほど、ヘドラ……これ以上ないぐらいぴったりなネーミングね」

ミサト「……ごほん、解析はじめて」

マヤ「は、はい」

アスカ『見てのとおり、全高は大体60mってところかしら。横幅は20mぐらい。あぁ、最初は違ったけどね。ほんと、考えられないぐらい気持ち悪く変形して襲ってきたわ』

今度は、メカゴジラが最初に接触したときの、ナメクジのような姿の画像が本部に送られてくる。

アスカ『動きは緩慢。体の至る所からあのスモッグを吹き上げてるみたい。明らかにこっちを認識してたわ。自分からやってきて、こっちに攻撃してきた』

ミサト「攻撃?」

アスカ『気持ち悪い泥団子を体からひねり出してぶつけてきたのよ。まるで動物園のゴリラだわ。だけど威力は本物ね。右膝と、腹のプラズマグレネードをやられた。煙上げて溶けちゃった』

ミサト「93式の装甲を!? ありえないわ……NT-1装甲を人工ダイヤモンドでコーティングしてるのよ? 耐熱性に関してはその93式のボディは間違いなく兵器史上最高なの。それが溶かされるなんて」

リツコ「ちょっと待って。高熱の攻撃なら、赤外線カメラにはっきり映るはず……映像ここで止めて。これね……別に周囲と比べて温度が特に高いわけでもないわね。敵の噴出すスモッグの成分などから考えれば……硫酸などの物質を異常なレベルで濃縮したものかも」

アスカ『はぁ……外見が外見なら、攻撃も下品ね。つまりヘドロの塊をぶつけてきたってことでしょ?』

ミサト「まずいわね……93式の足じゃ、避けるのはとても無理よね」

リツコ「やはり、メーサー兵器で遠距離から焼き殺すしか」

アスカ『それよ、問題は』

ミサト「何?」

アスカ『あいつの……あたしはヘドラって呼んでるけど、ヘドラと一緒に、ガルーダの信号が移動していたのをかすかに確認したわ』

ミサト「何ですって?」

アスカ『ガルーダってのにあのコネメガネが乗ってるのよね? で、その信号はかすかにしか確認できない状態が続いているんでしょ?』

ミサト「怪獣が……いえ、ヘドラがガルーダと一緒に移動しているってこと? 信号が捉えられないのは、特にスモッグの濃度が高い領域にとどまっているから?」

アスカ『そうとしか考えられないわ。あいつ、その、へんな言い方だけど、メカゴジラを“飲み込もう”としたもの』

ミサト「はあ?」



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