過去ログ - マリ「いやぁー、変な夢を見てました!」
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56: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:12:01.07 ID:ubL2oq8r0

『機体の簡易検査終了。プラズマグレネード、集光部分に著しい損傷有り、自己修復不可。プラズマグレネードは使用できません』

アスカ「はいはい。どうせ使わないでしょこれ」

メカゴジラ、自己修復を完了し、再び工業地帯へむけて東進開始。

アスカ「……コネメガネ、早めに連絡よこしなさいよ……これぐらいでくたばるあんたじゃないでしょ……いくらこれが夢だとしても、あんたを死なせるなんて、それこそ目覚めが悪いっつうの」

濃いスモッグに包まれた富士市を、メカゴジラが進撃していく。
足元をよく見ると、歩道に、人間らしきものが何個か転がっている。どれも骨だけの姿をしている。

アスカ「……確かにこんな目に遭った人を見るのもいやな気分だけど」

『メガバスターの最大出力での連続照射時間は3秒以内、次発照射までの間隔は5秒以上を推奨します。10秒以上の連続照射、あるいは30秒間で20秒以上の照射は、オーバーヒートの危険性があります。レーザーキャノンを最大出力で併用した場合、7秒以上の連続照射、あるいは30秒間で15秒以上の照射でオーバーヒートの危険性が生じます』

アスカ「わかったってば、しつこいっつの……でも確かに、さっきみたいなことになるとまずいわね。だいたい、メガバスターもレーザーキャノンも有効だったけど、そんなみみっちい撃ち方であいつを倒せるかっていったらわかんないし……うーん……他に武器ないの?」

メカゴジラ、歩行移動にて東進を続け、吉原本町駅を通過する。しかし、ヘドラの姿は見えない。

ミサト『アスカ、また通信が乱れてきたわ。たぶん、ヘドラが近いんでしょ。気をつけなさい。わかってると思うけど、通信ができない以上、こちらから指示を……することはできないわ。だから……の判断、つまりあんたに任せ……けど、外部から事態が悪化しているこ……明確に確認した場合……絡がつかないうちにこちらで……も十分あるから』

アスカ「了解。まああたしにかかればそんな心配の必要ないけどね」

ミサト『もうこちら……応答を確……ないわ……頼むから……だけはこっちも使いたく……使わせないで……今はあんたが……』

アスカ「頼り、ってんでしょ? わかってるって……ん?」

赤外線カメラの映像の中で、小さな白い点が遠くの空に揺らめくのが見えた。

アスカ「何今の……」

アスカ、カメラの映像を拡大する。スモッグが濃く確認しづらいが、白い点が徐々にその姿を大きくしている。


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