47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 02:50:34.25 ID:xWFonbD80
「そうかよ!!」
「しまっ!?」
腕を降ろされたことにより姿勢を崩したまま前のめりになるエレンは策を講じていた。
崩されても倒れること無くその足で踏ん張り逆にジャンの懐に潜り込む。
ジャンがアニと訓練している間エレンはミカサと格闘訓練を過ごしていた。
そしてそこから生まれたのは――
容赦の無い膝蹴り。
ジャンの腹にめり込んだ膝はジャンの大勢を崩し彼の身体が宙に浮く。
そのまま着地する無防備な足を払いジャンを大地に倒れさせる。
取った。
誰もがそう思ったがジャンは諦めていない。
大地を転がりその身を汚しながら、プライドを捨てながらも立ち上がる。
至近距離となった今小細工など必要もなく力と力の競い合いが行われる。
ジャンの右ストレートがエレンの顔に当たればエレンの蹴りがジャンを捕らえる。
そんな見るに耐えない応酬が何度も行われる――
クリスタ「ねぇユミル……男の子ってどうしてこんなに不器用なの?二人共謝れば」
ユミル「黙ってなクリスタ、馬鹿は馬鹿なんだから」
ミカサ「エレン……!!」
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