過去ログ - 律子「想い出がいっぱいいっぱい」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 02:08:18.75 ID:9h6uLB3H0
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ギュッ
情けない嗚咽を漏らさぬよう突っ伏していた私の背中を、暖かい何かが包み込んれくれた
懐かしく感じる暖かさ…昔父に抱き上げられた時に感じた安らぎを思い出すかのような暖かさ
「律子…俺の答えを聞かないままそれはずるいぞ…」
耳元から聞こえてくる優しい声
魔法の呪文を唱えているかのような声
私が大好きで大好きで仕方がない声
「プ…プロデューサー殿…」
「さっきの返事だよな…」
「…」
先程まで頭の中を占領していた最悪の結末がまた私を襲ってきた
聞きたくない
自然と私の手は自分の耳を塞いでいた
……けれどその手は優しく握られ、耳からゆっくりと離されていった
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