過去ログ - 佐天「世界を渡り歩ける能力かぁ・・・」
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3: ◆5m18GD4M5g
2013/06/23(日) 02:20:18.49 ID:XopJcbIr0
ガチャ。

二人「ん?」

しかし、二人は肝心なことを忘れていた。ここは見知らぬ男性の部屋。
持ち主が帰ってきた場合の対処など考えていなかった。

??「だ、誰?」

持ち主らしき男性が尋ねる。

初春「あ、わわわ!」

佐天「やばっ!」

佐天は急いで退散しようと右手を上げる。再び銀色の渦巻いた壁が二人と男の間に現れた。

ガコンッ!

??「あいて!?」

しかし、銀色の渦巻いた壁はゆっくりと近づいて男の頭をぶつける。

佐天「う、うわ!? なんで!?」

能力を出した佐天も驚く。どうやら、まだ上手く能力を行使出来ない影響かもしれない。

初春「佐天さん、早く!」

『とにかく逃げよう』と二人の心はその一心で、男の心配せずに再び銀色の渦巻いた壁をくぐろうとした。

が。

??「逃がすかよ!」

バシュン!

男が右手で壁を触れると粉のように消える。

二人「!?」

逃走を失う二人。

??「侵入者め!捕まえてやる!」

男は震える二人に隙を与えないと反撃にでる。

二人「き、きゃああああああーーーー!!」

佐天と初春は抱き合い叫ぶ。

??「これでーーー」

男の両手が二人を包みーーー。

??「何してンだよ!」

バッーーーキン!!

??「あべし!?」

男は、突如現れた別の男に蹴り飛ばされて。

ガシャーン!

窓ガラスを割って転落するのだった。


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