16:1[sage saga]
2013/06/23(日) 12:42:49.90 ID:ebCH2PLZ0
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足に乳酸が溜まるのを感じ、たまらず足を止めた先に、丁度公園を見つけた。
水呑場で水分を補給し、ベンチに腰を下ろす。
大きく上下する肩を落ち着かせ、シャツの中に空気を入れ体を冷やす。
夜はまだ涼しいとはいえ、初夏だ。 やはり暑い。
律子「ふぅ……」
呼吸が一定に戻ってきたのを感じつつ、上を見上げる。
雲ひとつ無い夜空に燦然と瞬く星が、何故か今はとても憎たらしい。
そんな事を考えていたら、ガサガサと、近くの茂みから音がした。
立ち上がり、音のした方向を見つめ警戒態勢を取る。 と同時に茂みから何かが飛び出した。
真美・やよい「ぷはーっ!」ガサッ
貴音「ようやく、出口が見つかったようですね……」ガサッ
律子「あ、あんたたち!」
意外にも、そこから飛び出してきたのは貴音チームだった。
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