2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 01:24:36.19 ID:X+6/ZJqso
弓使い「山の向こうは魔法の類が……成程」
王様「そうだ、きっと力になる」
弓使い「分かりました。山越えをしましょう」
王様「馬は連れてある」
馬「ヒヒーン!」
弓使い「はは、また会ったな」
少年「行こう」
弓使い「随分見ない間にたくましくなったな少年」
王様「相変わらず女っぽいだろう?」
弓使い「それが良いのです」
少年「行こう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数日後、世界を隔てる山、頂上。
弓使い「辿り着いた……」
王様「後は下るだけだな」
少年「二人ともおかしい……」ゼーハーゼーハー
王様「やわだな、情けない」
弓使い「行きましょ……ッ!?」
少年「これは」
弓使い「ちっ」
王様「もう来たか」
魔物の大群「ゲゲゲゲ」
弓使い「……」ヒュンヒュヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
ギャー!!!
魔物の大群「ゲゲゲゲ」
弓使い「駄目だ、減らない」
王様「魔物……か」
王様「私が原因を作ったのかも知れないな」チャキ
王様「先に行っていろ、時間を稼いでやる」
弓使い「いけません!世界の王である貴方が……!」
王様「安心しろ、東奔西走してでも生きてみせるさ」グググ
少年「そんな……!」
弓使い「少年、馬で駆け降りるぞ……命懸けだ」
少年「だけど!」
弓使い「行くぞ!」
王様「早くいけぇ!!」
王様「はあぁぁぁ!」ダッ
弓使い「行くぞ」ダッ
少年「……」ダッ
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