過去ログ - 咏「健夜さん、一度だけでいいから私と――」
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10: ◆kEnR9bcEp.[saga]
2013/07/01(月) 02:01:30.61 ID:qQ6JEELU0

 その日もインハイ関連の仕事を終え、健夜は放送室を立ち去ろうとしていた。

健夜「……」

 彼女はドアを開けると、顔だけを外に出した。
 冷房の効いた室内とは違い、廊下はエコの名の下に節電が敢行されている。
 思わず顔をしかめるほどの熱気。しかし、彼女は何も口にはせず、廊下の左右を見やる。

健夜「……ふう」

 廊下に“彼女”がいないことを確認し、健夜は安堵の息を漏らした。
 そうしてようやくドアを完全に開き、外に出て――

??「すーこやんっ」
健夜「うひゃっ!?」

 背後から奇襲を受けた。
 まあ、奇襲とは言っても抱きつかれただけであり、
 その相手が誰であるかも分かっているのだが。



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