4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 06:31:09.34 ID:3DHSIISl0
由愛(Pさんいるかな。営業とか行っちゃったかな)
由愛(いるといいなー)
カチャッ
由愛「おはようございます」
P「…」
由愛(Pさんいた!えへへ、昨日描いた絵、見てもらおう)
由愛(ちょっと、自信作。Pさんの好きな青系の色もたくさん使ったし、上手だねって言ってもらえたら嬉しいな)
P「…」
由愛ちゃんの内心が聞こえている。
これから、絵を見せようと話しかけてきた由愛ちゃんに舌打ちを返さなければならないと思うと、心が痛む。
開始前からもうやめたい。
ああ、俺の好きな色とか考えながら描いてきてくれたのに。
舌打ちされたら、悲しいだろうな、がっかりするだろうな。
ああ、今日も由愛ちゃんはあんなに可愛らしいというのに。
スカートひらひらで、髪の毛もふもふで、期待しているのを押し隠すような小さい笑顔で。
これからあの顔を曇らせなければならない。
ああああ由愛ちゃん今日はどんなパンツ穿いてるんだろう。
由愛(いつ見せにいこうかな)
由愛(いきなり見せにいったら、上手く描けたの自慢しにきたみたいになっちゃうかも)
由愛(でも、早く見てもらいたい。会話の、自然な感じで出来ないかな)
由愛(昨日のお天気の話から入って、公園にお散歩にー、みたいな感じで、絵を描いてたら夕方になっちゃっててー、みたいな)
由愛(あくまで絵の話はおまけ程度な感じにして、メインは夢中になりすぎた失敗談みたいな)
由愛(そしたらPさんが「絵ー描いたの?見せて見せて」とかそういうふうになって、最初はちょっと嫌がったほうがいいかな)
由愛(結局のところこれ見せたかったんだなみたいに思われたら恥ずかしい)
P「…」
会話のシミュレート始めちゃった!
心が痛む!
由愛ちゃん、そんな会話は成り立たないんだ、ごめんよ。
舌打ちで一発終了なんだ。
由愛(よし、そんな感じで。よぉし)
P(そんな意気込まないでくれ…)
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