過去ログ - ほむら「それは、もう一つの結末」
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2: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:08:46.09 ID:JoQKghbHo
そう、これはもう一つの結末。
3: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:10:26.36 ID:JoQKghbHo
ほむら(放っておいても、『新しい』あいつがあの死体を片付けるでしょう)
それを知っているから、『それ』を自分で処理したりはしない。
今は夜で、ここは公園。
4: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:12:49.68 ID:JoQKghbHo
─────────────────────
私は、同じひと月を幾度となく繰り返している。
その数の分だけ、絶望を味わいながら。
5: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:16:24.91 ID:JoQKghbHo
─────────────────────
ほむら「!」
木の上や建物の上を跳び移りながら移動し、目的の場所まであと少しという所で、私の顔に影が射した。
6: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:17:38.46 ID:JoQKghbHo
ほむら「…………」
スタッ。
7: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:19:03.03 ID:JoQKghbHo
─────────────────────
ほむら「…………」
マミ「驚かせてしまったかしら?」
8: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:21:57.86 ID:JoQKghbHo
ほむら「……貴女はこの町の魔法少女ね?」
『魔法少女』──超人的な能力を持ち、『魔女』と呼ばれる存在と戦う呪われた少女。
彼女達は各々が違う色の『ソウルジェム』という宝石を持ち、これを命としている。
9: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:24:13.21 ID:JoQKghbHo
ほむら(……これまでのループでは、こんなに早く巴さんと出会う前列は無い)
マミ「そうよ。
巴マミって言うの。よろしくね」
10: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:25:51.92 ID:JoQKghbHo
マミ「──それで、貴女はどうしてこの町に?」
その手を離したここで初めて──彼女が内に隠していた、私への警戒の色がうっすらと表情に現れた。
いや、わざと表に出したのだろう。
11: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:27:28.25 ID:JoQKghbHo
ほむら「それは言えないわ」
マミ「…………」
ほむら「といっても、心配しないで。
12: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/06/24(月) 21:29:11.87 ID:JoQKghbHo
ほむら「そうね」
マミ「けど、目的を話せないのに『心配しないで』って言われてもねぇ……」
確かにその通りだ。
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