過去ログ - ほむら「それは、もう一つの結末」
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816: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/09/04(水) 23:40:23.75 ID:1bv4ueQro
キュゥべえ「とりあえず僕はおいとまするよ。
これで用は済んだしね」
ほむら「?」
キュゥべえ「君は、この時間軸の人間ではないね?」
ほむら「……!」
キュゥべえ「一昨日マミから詰め寄られた時に聞いたけど、君は僕の目的を知っているらしいね。
その他にも、君は普通なら知りえない事を把握し、それらを踏まえて行動していた節が多々あった。
だから、この結論には割と早い段階でたどり着けたよ」
ほむら「…………」
キュゥべえは私の瞳をじっと見つめている。
相変わらずの無表情だが、私にはこいつが薄ら笑いを浮かべているように見えた。
ほむら(……不愉快な存在め)
キュゥべえ「ただ、君がそんな存在だという確証は無かったから、確認しに来ただけだよ。
そして、さっきまでの話でそれを確信出来た」
ほむら「!?」
キュゥべえ「例えば……僕は君とそれほど深く関わったり、会話をしてはいない。
なのにそこまで僕の事を推察出来るのは、沢山の積み重ねがあったから。
その推察自体が正しいかどうかは別としてね」
こいつ……!
キュゥべえ「それはつまり、君がそういう存在だという事なんだろう?」
ほむら「…………」
キュゥべえ「……君はすべてを知った上で、鹿目まどかを助けようとしている訳だ。
仲間を集めるのも、ワルプルギスの夜を倒してその目的を果たす為の一環」
ほむら「……勝手に想像していなさい」
キュゥべえ「そうさせて貰うよ」
ほむら「ふん……」
キュゥべえ「じゃあね」
朗らかに言うと、キュゥべえは去って行った。
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