11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:34:38.96 ID:E7aYrVHK0
ミカサ「蜂蜜が高価で取引されることは知っている」
ミカサ「けれど、アルミンの怪我が悪化することと、天秤には掛けられない」
サシャ「そうなんですけど……」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:35:16.64 ID:E7aYrVHK0
サシャ「私がハチミツを口に含んで、それでアルミンの傷口を舐めるっていうのは、どうでしょうか?」
アルミン「」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:35:42.40 ID:E7aYrVHK0
ミカサ「唾液にも消毒効果があったはず。理にかなっている。サシャ、それは素晴らしい発想」
アルミン「異議あり!ハチミツだけ貰えれば自分で出来ます!」
サシャ「さあ早く脱いでください!」グイグイ
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:36:27.85 ID:E7aYrVHK0
エレン「アルミン、こんな時に我侭を言うような奴じゃなかっただろう」
ミカサ「明晰な、あなたらしくない。早く脱ぐのが最善の選択」
クリスタ「そ、そうだよアルミン」ドキドキ
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:37:06.71 ID:E7aYrVHK0
アルミン「舐めたりしなくても、自分で塗ることは出来るから!」
ミカサ「万全を尽くすべき。怪我が悪化すれば、ここにいる全員が心を痛める」
アルミン「そ、そうだけどさ、ユミルもクリスタも、見てないで何か言ってよ!」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:37:34.98 ID:E7aYrVHK0
サシャ「神様には恩がありますけど……こればっかりは譲れません!」ブワッ
ユミル「泣くほどのことかよ」
ミカサ「クリスタ、気持ちはありがたいけど、これはサシャのハチミツだから、どうか譲って欲しい」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:38:03.04 ID:E7aYrVHK0
※以下は全て医療行為です。
サシャは毛布を引き下げる。上半身が露になったアルミンの右手首をつかみ、指先からじっくりと傷口を探す。
目線に次第に上がって行き、肘部に擦過傷を見つけると、ニチャリと舌なめずりをした。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:38:46.69 ID:E7aYrVHK0
「ん・・・・・・」
アルミンの口から吐息が漏れる。
蜂蜜が傷口に染みることは無いが、敏感になっている部分に、何かが触れるだけで声が出てしまう。
ツゥと糸を引いて蜜壷の口が持ち上げられる。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:39:13.18 ID:E7aYrVHK0
サシャが、さほど大きいとも思えない口から舌を出して顔を近づける。
涙を流して潤んだ瞳が、ランプの灯りと共に揺らめいて、妙に艶かしい。
ヌチっと音を立てて舌が蜂蜜に到達した。
すぐに唇をつけず、舌先で患部を軽くなでる。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:39:39.25 ID:E7aYrVHK0
「……っ」ビクッ
「痛かったですか?」
顔の位置は変えず、上目遣いでアルミンを見つめる。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:40:26.49 ID:E7aYrVHK0
今度は唇をつけて、蜂蜜を塗りこむようにして舌先で嬲る。
どうやら、彼女なりに傷口の消毒と殺菌を考えて、行程を分けているらしい。
される側としては、くすぐったいのと、それを他者に見られていることで、
ただ恥ずかしいだけだ。
62Res/19.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。