21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:40:26.49 ID:E7aYrVHK0
今度は唇をつけて、蜂蜜を塗りこむようにして舌先で嬲る。
どうやら、彼女なりに傷口の消毒と殺菌を考えて、行程を分けているらしい。
される側としては、くすぐったいのと、それを他者に見られていることで、
ただ恥ずかしいだけだ。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:41:04.62 ID:E7aYrVHK0
ピチャ・・・チュ・・・
誰も言葉を発せず、舐めまわす音だけが室内に響く。
羞恥心を意識し始めて、アルミンの鼓動が大きくなる。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:41:39.84 ID:E7aYrVHK0
同年代の女の子が、抱きしめるような格好で、素肌に密着している。
意識しないはずが無い。
舐めながら次の傷口を探して、見える位置に見つからなかったのか、
口内に蜂蜜を入れたまま、一旦顔を上げる。
先ほど、腕の傷口に対して蜂蜜の量が多かったのは、全身分を一気に落としたからのようだ。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:42:07.07 ID:E7aYrVHK0
「ん……」
背中をぐるりと見渡して、胸元まで戻ってきたところで、まじまじとアルミンの顔を見つめる。
鼓動がさらに大きくなる。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:43:31.95 ID:E7aYrVHK0
サシャが顔面の傷を探していたことに気づいたのは、視線が再び胸元に戻ってからだった。
顔を怪我していたら、舐めていたんだろうか。
誰かが安堵の息を吐いた気がする。
アルミンの肩に手を掛けて、後ろに押し倒すように力をかける。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:44:06.20 ID:E7aYrVHK0
「ちょ、ちょっと?」
慌てて押し返そうとするが、ミカサが横から口を出す。
「アルミン、横にならないと蜂蜜が垂れてしまう」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:44:33.52 ID:E7aYrVHK0
「クリスタ。包帯をアルミンに巻いてあげて欲しい」
「うん!任せて」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/24(月) 22:44:47.02 ID:WBSt7y5E0
いいねェ!
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:45:00.88 ID:E7aYrVHK0
サシャが肩と腰に手をまわし、ゆっくりと後ろに押し倒す。
倒されている間も、唇を胸元から離さないので、アルミンにかぶりついている様にも見える。
いつの間にか、クリスタが毛布を敷いていてくれたので、背中は痛くない。
足だけ土砂に流されたエレンと違い、這いつくばる格好で土砂に流されたので、主な傷口は体の表面に集まっている。
ランプの明かりに照らされると、腕の比にならない赤い擦過傷が広がっていた。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:45:28.55 ID:E7aYrVHK0
「ん……」
唾液で少し薄なった蜂蜜は、鳩尾のくぼみに、流れていく。
そこから零れないように、舌先で伸ばして胸元、腹部の傷跡をなぞる
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