24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:42:07.07 ID:E7aYrVHK0
「ん……」
背中をぐるりと見渡して、胸元まで戻ってきたところで、まじまじとアルミンの顔を見つめる。
鼓動がさらに大きくなる。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:43:31.95 ID:E7aYrVHK0
サシャが顔面の傷を探していたことに気づいたのは、視線が再び胸元に戻ってからだった。
顔を怪我していたら、舐めていたんだろうか。
誰かが安堵の息を吐いた気がする。
アルミンの肩に手を掛けて、後ろに押し倒すように力をかける。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:44:06.20 ID:E7aYrVHK0
「ちょ、ちょっと?」
慌てて押し返そうとするが、ミカサが横から口を出す。
「アルミン、横にならないと蜂蜜が垂れてしまう」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:44:33.52 ID:E7aYrVHK0
「クリスタ。包帯をアルミンに巻いてあげて欲しい」
「うん!任せて」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/24(月) 22:44:47.02 ID:WBSt7y5E0
いいねェ!
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:45:00.88 ID:E7aYrVHK0
サシャが肩と腰に手をまわし、ゆっくりと後ろに押し倒す。
倒されている間も、唇を胸元から離さないので、アルミンにかぶりついている様にも見える。
いつの間にか、クリスタが毛布を敷いていてくれたので、背中は痛くない。
足だけ土砂に流されたエレンと違い、這いつくばる格好で土砂に流されたので、主な傷口は体の表面に集まっている。
ランプの明かりに照らされると、腕の比にならない赤い擦過傷が広がっていた。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:45:28.55 ID:E7aYrVHK0
「ん……」
唾液で少し薄なった蜂蜜は、鳩尾のくぼみに、流れていく。
そこから零れないように、舌先で伸ばして胸元、腹部の傷跡をなぞる
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:46:11.00 ID:E7aYrVHK0
「……っ」
腕よりもくすぐったい。
声が出そうになるのを抑えていると、腕を持ち上げられた。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:46:44.19 ID:E7aYrVHK0
クリスタが傷口に包帯を巻いてくれている。それはいいのだが、手首に胸が当たっている。
さしてさらに、サシャが横になったアルミンの胸やら腹やらを舐めているので、
意外に豊満な胸が腰のあたりを前後している。
(これ以上は、まずい……)
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:47:49.63 ID:E7aYrVHK0
丹念に舐め続けていたサシャが、次第に腹から下にも移動してきた。
これ以上、下腹部に近づかれると非常にまずい。
同性のエレンなら理解してくれるだろうと、目線で助け舟を求めるが、
足の治療を受けながら眠っていた。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:48:28.62 ID:E7aYrVHK0
(そうだよね、疲れたよね。僕もなんだか疲れたよ)チクショウ
「まって、サシャ。もういいから。ハチミツも無いでしょう?」
上体を起こして、包帯の巻き終わった右手もさりげなくクリスタから離す。
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