2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/25(火) 01:23:36.57 ID:T7Tbqlw70
P side
今日は12月24日、クリスマスイヴだ
自分の愛する人と共に一夜を明かすという
彼女がいる人は歓喜し、いない人は絶望する、そんな日
でも、今年は違う
小鳥「プロデューサーさーん!」
小鳥さんが、大きな声で俺を呼んでいる
クリスマスイヴに女性と待ち合わせといったら
もう想像がつくだろうか
そう、これはデートの待ち合わせ……ではなく
彼女は自分の恋人……でももちろんない
とりあえずクリスマスイヴに一人きりも
寂しいとかいろいろと理由を付けて、
二人で飲み会をすることにしたのだ
小鳥「ハァ……ハァ……すみません、待ちましたか?」
小鳥さんは息を整えながらそう言った
P「大丈夫ですよ、自分も今来たところです」
まるでどこかの恋愛ゲームのような
丸っきりそのまま移したような言葉で返事をする
……大丈夫だよな?
小鳥「本当ですか? よかった……」
そう言って小鳥さんは安堵した、どうやら大丈夫だったようだ
やっといてよかった、と○メモ、俺の中学校時代の青春
正直なところ、俺は小鳥さんに惚れている
今日の飲み会は、告白するために利用したにすぎない
P(よし、ここは一気に……)
俺は小鳥さんの手を優しく握った
小鳥「ふぇ!?あ、そ、その……ぅ……」
小鳥さんの顔が真っ赤だ……
こんなぐらいで真っ赤になるなんて、可愛いなぁ
……まあ、俺の顔も真っ赤なんだけど
P「じゃ、じゃあ早速!行きましょうか!」
小鳥「……はいっ!」
そうして俺は、意気揚々と目的の場所へと歩き出した
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