過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:35:05.33 ID:tRJph1vFo
 涼「好きなひとのことを考えるとどきどきしちゃう……いいなぁ恋って素敵だなぁ」 
   
 愛「ふあぁ、なんだかあたし、暑くなってきました!」 
   
 涼「それで、いつ言うの?」 
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:38:28.93 ID:tRJph1vFo
 帰りがけにプロデューサーは小鳥に話し掛けられた。 
   
 P「どうしました?」 
   
 小鳥「いやぁ、愛ちゃんは元気かなーと」 
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:42:15.39 ID:tRJph1vFo
 その晩。 
 ふたりは風呂を済ませた。 
   
 P(さて、どうやって愛の素直な気持ちを聞き出すか……) 
   
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:43:59.52 ID:tRJph1vFo
 愛「よかった、ですか?」 
   
 P「ああ。どうやって愛の気持ちを教えてもらおうか、悩んでたからな」 
   
 愛「そ、それって…、〜〜っ!」 
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:46:31.84 ID:tRJph1vFo
 愛「あの。プロデューサーさん」 
   
 P「ん?」 
   
 電気の消えた部屋で、ふたりは小さな声を交わす。 
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:51:18.13 ID:tRJph1vFo
 翌日、オーディション当日。 
   
 P(そろそろ、オーディションが始まってる頃か……) 
   
 プロデューサーは事務所で時計を見上げた。 
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:54:36.61 ID:tRJph1vFo
 サイネリア「ふんふふ〜んふん♪」 
   
 ぱたぱたとキーボードをタイプするサイネリア。 
 今は髪も下ろし、ジャージ姿である。 
 眼前に置かれた三枚のディスプレイには、たくさんのウィンドウが開かれている。 
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:58:23.57 ID:tRJph1vFo
 サイネリア「センパイ、今どこにいるんですか?」 
   
 絵理『愛ちゃんのいるフロアのトイレ』 
   
 サイネリア「なにしれっと潜入してるんデスか!?」 
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:01:34.24 ID:tRJph1vFo
 サイネリア「そですか。ま〜合格してるといいですね」 
   
 絵理『うん』 
   
 きわめて簡素な、そっけないとも言える返事に、しかしサイネリアは絵理の優しさや昂揚感、緊張感、それに愛しさのようなものを読み取った。 
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:04:20.80 ID:tRJph1vFo
  
  
  
 オーディションが終わった。 
  
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