過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:43:59.52 ID:tRJph1vFo
愛「よかった、ですか?」
P「ああ。どうやって愛の気持ちを教えてもらおうか、悩んでたからな」
愛「そ、それって…、〜〜っ!」
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:46:31.84 ID:tRJph1vFo
愛「あの。プロデューサーさん」
P「ん?」
電気の消えた部屋で、ふたりは小さな声を交わす。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:51:18.13 ID:tRJph1vFo
翌日、オーディション当日。
P(そろそろ、オーディションが始まってる頃か……)
プロデューサーは事務所で時計を見上げた。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:54:36.61 ID:tRJph1vFo
サイネリア「ふんふふ〜んふん♪」
ぱたぱたとキーボードをタイプするサイネリア。
今は髪も下ろし、ジャージ姿である。
眼前に置かれた三枚のディスプレイには、たくさんのウィンドウが開かれている。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:58:23.57 ID:tRJph1vFo
サイネリア「センパイ、今どこにいるんですか?」
絵理『愛ちゃんのいるフロアのトイレ』
サイネリア「なにしれっと潜入してるんデスか!?」
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:01:34.24 ID:tRJph1vFo
サイネリア「そですか。ま〜合格してるといいですね」
絵理『うん』
きわめて簡素な、そっけないとも言える返事に、しかしサイネリアは絵理の優しさや昂揚感、緊張感、それに愛しさのようなものを読み取った。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:04:20.80 ID:tRJph1vFo
オーディションが終わった。
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:06:52.34 ID:tRJph1vFo
P「!」
プロデューサーは着信を告げたケータイを慌てて掴んだ。
P「もしもし」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:10:13.51 ID:tRJph1vFo
事務所へ帰る道すがら、愛は口がほころぶのを止められなかった。
――プロデューサーさん、喜んでくれた。
――あたし、プロデューサーさんと恋人になっちゃうのかな?
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:13:00.20 ID:tRJph1vFo
プロデューサーの部屋で、ふたりはテーブルを囲んでいた。
P「これ、買ってきたんだ。おめでとう愛」
愛「うわぁケーキ! プロデューサーさん、ありがとうございます!」
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:16:18.27 ID:tRJph1vFo
ぱくぱくとケーキを食べる愛。
愛「ん〜っ! おいしいです!」
P「それはよかった」
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