過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 16:19:30.11 ID:tRJph1vFo
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P「……落ち着いた?」
声をかけられて、愛はそっと離れてはにかんだ。
愛「はい! もう平気です」
P「よかった」
少女をベンチに座らせて彼は自販機に向かう。
借り物のコートをずりあげて座ると、尻が冷たくて寒かった。
P「はい。ココアでよかったかな。あ、コート敷いちゃっていいよ。寒いだろ」
でも、と愛が食い下がると、彼は安物だから、と笑った。
好意に甘えた愛は少し暖かくなった。
なんだかその暖かさが彼の優しさそのものなようで、嬉しくなってにこにこしてしまう。
P「それで、どうしてあんなところに?」
隣に腰を下ろしながらなんでもないように彼は聞いたが、状況からなにかしら普通でないことは察しているようだった。
愛の表情が曇る。
愛「あの、ええと……」
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