過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:08:52.09 ID:tRJph1vFo
焦燥や心配を見せることなく、静かに、慈しみをこめて小鳥は話す。
小鳥『ねえ愛ちゃん。お母さんも、プロデューサーさんも、愛ちゃんのことがきらいなわけじゃないの。好きだから、大切だから、こうやってすれ違ってしまうものなのよ。
だから心配しないで、愛ちゃんは愛ちゃんのままでいてほしい』
愛「あたしの、まま」
小鳥『ええ。あなた自身を見つける、いいえ、見つけ直すこと。それが、鍵になるって、わたしは思う』
愛「わかり、ません。小鳥さん、あたしもう、なにもわからないんです」
小鳥『ごめんなさい。わたしに言えるのはそれだけ、わたしの役割はここまでなの。あとは、プロデューサーさんにお願いするわ』
少しだけ、小鳥は声に笑みを混ぜた。
小鳥『もう一度、プロデューサーさんに会ってくれるかしら?』
正直に言って、どんな顔をして会えばいいのか、なにを話せばいいのか、わからなかった。
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