過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:10:15.24 ID:tRJph1vFo
それでも、前に進みたいと思った。
今逃げたら、それこそ子供だっていうことを認めることになるんじゃないか。
だから、向き合わなくちゃ。
辛いことを、受け入れなくちゃ。
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:13:13.05 ID:tRJph1vFo
小鳥『あら? 王子様を導く妖精を気取ろうと思ったんだけど。それじゃあ、がんばってね!』
電話が切れる。
プロデューサーは公園の真ん中へと、愛の立っているところへとゆっくり歩いてきた。
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:15:39.82 ID:tRJph1vFo
P「言い訳はしない。俺は逃げた。そのことについて愛が怒るのは当然だ」
愛「あたし、怒ってなんていません!」
P「だけど、」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:18:03.87 ID:tRJph1vFo
そんな愛の様子に、プロデューサーは自分の頭をぶん殴りたい気持ちに駆られた。
――愛ちゃんだってひとりの女の子なんですよ? プロデューサーさんと会うときはオフなんだってこと、わかってあげてくださいね
俺はばかか。
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:20:38.21 ID:tRJph1vFo
ちら、と白い粒が空から舞い降りてきた。
愛「ゆき……」
P「ああ。……いっしょに帰ろう。愛」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:23:04.68 ID:tRJph1vFo
絵理「……そうですか。いえ」
事務所で静かに絵理は電話していた。
相手はプロデューサーである。
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:25:15.86 ID:tRJph1vFo
サイネリア『にゅふふ、愛ちゃんがあの男とくっつかなくて、じゃないんデスか?』
愉快そうなサイネリアを絵理はじっとりと睨んだ。
サイネリア『睨まないでくだサイよ〜! それで、これからどうするんデスか?』
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:28:41.40 ID:tRJph1vFo
愛が寝静まってから、プロデューサーは電話をかけた。
P「もしもし」
小鳥『もしもし。落ち着きましたか?』
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:30:10.14 ID:tRJph1vFo
小鳥『うっ。かまかけだったんですか……。はぁ、ばれちゃったならしかたないですね』
P「小鳥さんが日高舞と知り合いとは知りませんでしたよ」
小鳥『知り合いっていうか、……まぁ舞さんとはアイドル時代からの仲なんです。それで、プロデューサーさんが預かるって聞いて、どういうひとかって聞かれて……』
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 23:32:25.99 ID:tRJph1vFo
小鳥『私のことを見抜いたプロデューサーさんにご褒美です♪』
P「ばれて焦ってたのに何いってんですか音無さん。それに、俺はそのゴホウビが無くても、そこまで心配していませんでしたよ」
小鳥『そっそうなんですかぁ〜?』
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