過去ログ - 日高舞「ひとつ屋根の下に君がいるだけで」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/25(火) 20:04:21.88 ID:ofeOiY020
気が付いたら時計の針は七時を指していた

テーブルに並べられたご馳走の数々

我ながらよくやったわ



ガチャ



テレビも消された薄暗い部屋に、誰かが玄関を開ける音だけが響いた

息を殺して隠れる私とまなみ



「ただいまでーす!!!!!!」

「お邪魔します…?」

「し、失礼します!」



賑やかな声がリビングに近付いて来るのが聞こえた

おかえりなさいと、返事をしそうになるのを必死に耐える私



「あれ? なんかリビングの電気消えてる…」

「どうしたのかしら?」

「ふ、不思議だね〜」



リビングと廊下を仕切る扉の前まで賑やかな声は近付いてきた

それにしても…一人演技が下手な娘がいるわね…大丈夫かしら…



ガチャ



ゆっくりと扉が開く

恐る恐る中を覗く小さな影

……そろそろね


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