過去ログ - 聖杯「ドキッ、俺の嫁だらけの聖杯戦争」
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13: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:31:22.90 ID:rA8Mnvkko
衛宮士郎が半ば夢を見ているような心持で歩いている後ろを、一人の男が歩いていた

明らかに現代の服装ではない彼に、衛宮士郎は気づかない、気配遮断のスキルを持つアサシンに、気づけるはずも無い

もっとも、アサシンのクラスを与えられこそしたが、彼にとって気配遮断が特別得意というわけでは無い上に今は気を抜いているので、サーヴァントがこの場にいれば、彼を知覚する事は容易だ
以下略



14: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:39:32.64 ID:Ul/B5YkQo
そんな事を言いながら、彼は銃を構える

言ってから、せめてもう少しマシなマスターに鞍替えするのも、案外アリだとアサシンは考えた

何にせよ、さっさと任務を終わらせよう
以下略



15: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:45:52.78 ID:fcAyaNvro
衛宮士郎にとって、突然の銃声と、自分の体の状態は、夢の続きのように思えた

だが、頭に先ほどの記憶は無いが、体は比較的覚えていたらしく、必死で逃げる選択肢を条件反射のように選ぶ

右足は、右足の形をしていない
以下略



16: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:54:55.94 ID:IENA9NmUo
アサシンは、驚いた顔で自分の銃を見ていた

サーヴァントとして呼ばれた以上、人ならざる力になっている事は分かっていたものの、まるで風船を撃つかの如く、人間の体が弾け飛ぶとは思っていなかった

もっともエインフェリアにった時点で、そもそも人では無かったが
以下略



17: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 12:08:10.93 ID:a6YV92s/o
しんとした土蔵の中に、衛宮士郎の息づかいが響く

何か、状況を打開するものは無いかと、探していると、土蔵の扉の所に男が現れる

直感的に、それが先程の攻撃の相手だと、衛宮士郎は感じた
以下略



18: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 12:15:07.23 ID:sefElE3Ho
銃弾と、衛宮士郎の間に、少女が現れる

少女は銃弾を避ける事なく、アサシンへと走り、当然のように銃弾の雨をその身に受けた

だが、少女の華奢な身体は、衛宮士郎のように弾け飛び、貫かれる事はなく、銃弾の傷跡も、瞬く間に治っていた
以下略



19: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 12:16:38.16 ID:sefElE3Ho
ここまで、多分夜にも書きます


20: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 17:04:05.35 ID:sK/rKWtJo
「くっ……!?」

と咄嗟に急所から攻撃をずらしたアサシンが呻く

よろけながらも、迫る追撃を避け、扉から外へと飛び出す
以下略



21: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 17:11:35.53 ID:FgFarzvco
衛宮士郎の意識が消え行く中、白いマントが翻り、少女が衛宮士郎へ駆け寄る

君は、と掠れた声で衛宮士郎が問うと、少女は笑いながら言った

「あたしはさやか、正義の魔法少女、美樹さやかだよっ!」
以下略



22: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 17:30:04.21 ID:AkE+GBHoo
目が覚めた時、衛宮士郎はいつもの様に部屋で寝ていた

一体何処までが夢だったのか不安になり、慌てて起きると、両脚はたしかに、健全な形で繋がっていた、意思の通りに動きもする

だが、昨日から着たままらしい制服のズボンは、昨日の記憶のまま無残な姿になっており、乾いた血がついていた
以下略



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