過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」2巻
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/28(金) 21:30:44.62 ID:tARKFY50o
真奥「くっくっく、どうだ、手も足も出ずに地獄の炎で焼かれる気分は!」

芦屋「……魔王様、お食事はもう少しお静かになさってください。周りのお客さんに迷惑です」

恵美「貞夫、これもう焼けてるわよ」

真奥「あ、おう」

すごいテンションね。
まあ、彼の普段の食生活と言えば、マグロナルドのハンバーガーか、
如何に芦屋が工夫を凝らすとはいえ精進料理も裸足で逃げ出す粗食なのだから、無理もないけど。

恵美「貞夫、ちゃんと野菜も食べなさいよ。ほら、サラダ」

芦屋「そうですよ魔王様、最近は野菜も高騰していますので、この機に是非」

真奥「分かった分かった、お前ら俺のお袋か!」

言われなくても分かってるとばかりに言う貞夫だが、彼の好物は肉やジャンクフードの類である。
放っておけばマグロナルドの賄いばかり食べ続けて健康を害しかねない。
……今は人間の姿とはいえ、魔王が食生活の乱れごときでどうにかなるのかは知らないが。

真奥「そう言えばさ、漆原の晩飯、買ってったほうがいいんじゃね? 焼肉弁当とかあるっぽいぜ?」

その提案に、私と芦屋は揃って首を横に振った。

芦屋「必要ありません。帰りに杉屋で豚丼の並でも買えば十分です」

恵美「それだって贅沢なほどよ。あいついつもお菓子食べてるじゃない、ご飯抜きでもいいくらいだわ」

芦屋「まったくだ。命を救われた分際で魔王様のカードを使いネットショッピングとは、調子に乗りおって」


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