過去ログ - 幸子「ボクのシンデレラストーリー」
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46: ◆2mLTfsJ/is[saga]
2013/06/29(土) 23:41:42.72 ID:eUdM+YRC0

最後の囁くような言葉が誰に対して言ったのかよく分からなくて、ぷっと噴き出しそうになってしまう。

幸子「ボ、ボクのためにですか?ふふん、Pさんも殊勝なところがありますね」

意外な返事に、今どんな顔をしているのかが知りたくてひょいっと顔を覗き込んで見る。

すると、すう、すうと穏やかな顔で寝息を立てるPさんの顔が目に飛び込んできた。

幸子「あ、もう。大事な所で寝ちゃうなんて……ずるいんですから。起きてください」ナデナデ

言葉とは裏腹に、出来るだけ優しく頭を撫でてあげる。子どものように眠るPさんは、少しだけカワイイかも知れない。

幸子「でも、そうだったんですね。嬉しい、かも。ふふっ」

ボクのために手のツボを勉強しているPさんを想像すると、自然と笑顔が浮かんでくる。

一人で笑っているのは恥ずかしいけれど、心が弾んでしまうのはどうしようもない。



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