22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:23:41.29 ID:0hQFfYEeo
「新子、ここはもういいから次行こうぜ。」
「あびゃああぁぁ!?」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:24:19.50 ID:0hQFfYEeo
ふざけた大人だと思いつつも電話帳に登録してさっさと話を切り上げて旅館に戻る。
あんまり親密になると話が断りにくくなる。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:24:49.67 ID:0hQFfYEeo
気を取り直した松実さんが謝ったら微妙な空気になってしまい、また日光浴が始まる。
俺には暑いのだがこの人にとっては心地よいらしい。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:25:26.23 ID:0hQFfYEeo
それからしばらくして携帯に電話がかかってきた。
ディスプレイに通知が浮かぶ、赤土さんからだ。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:25:52.36 ID:0hQFfYEeo
「オカルト強化することであの子達は強くなった。」
「けど、それに伴って弊害も出た。」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:26:19.44 ID:0hQFfYEeo
「自分で何とか出来るなら人に頼んだりしていない……!」
「こっちだって必死なのよ……!」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:27:07.04 ID:0hQFfYEeo
俺は旅館から離れ、山道を歩きながら考え事していた。
赤土さんの事、阿知賀女子の事、霧島の事。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:28:02.80 ID:0hQFfYEeo
あの頃から俺は成長したのだろうか。
親父が殺されたと聞かされ、復讐のためにお袋から三隅の技を学んだ。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:28:57.49 ID:0hQFfYEeo
松実姉妹がいるところの部屋に向かい、部屋に上がらせてもらった。
妹さんに了解を取り、まずは姉の方の症状を見る。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:29:31.49 ID:0hQFfYEeo
俺は聞いた情報を元に高鴨がよく行くという山と家、そして今いるこの旅館に印を付ける。
次に近くに流れる川や温泉の源泉を書き込む。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:30:19.36 ID:0hQFfYEeo
俺が促すと春は短く返事をする。
純白の括り袴に白衣、浄衣、朱色の手袋、それに加え朱色の靴を取り出して着替えようとする。
78Res/77.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。