過去ログ - 戒能良子「神代の病人」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:09:41.62 ID:0hQFfYEeo

俺と良子さんは電車に揺られて隣県の奈良まで向かっていた。


「春と合流出来るのは何時頃に?」


「すぐに来る……たぶん、メイビー。」


下らない会話をしていたら目的の駅に着いた。

俺たちはロープウェイに乗り継ぎをして件の温泉旅館に向かうことにした。

旅館の受付を済ませて部屋に行く。


「しかしよかったんですか?」


「ん? 何が?」


「態々泊まりにしてましたけど三人だとお金結構掛かりますよね?」


「ノープロブレム、子供が気を使うな。」

「その代わりと言ってはなんだけど一つ聞いていい?」


「なんですか?」


「気になったんだけど……如何に神様と言えどオカルトの回数を制限できるの?」

「確かに京太郎はあの時ゴッドを降ろした。」

「善狐も確かに憑いていたしトークもした。」

「狐にお供えや御参りする事で信仰で狐自体が強くなったから園城寺さんの負担も減ると思う。」

「でも一巡先は結局のところは園城寺さんが使うオカルト。」

「園城寺さん本人が無理にでもオカルトを使おうと思えば使えるのでは?」


「さぁ……どうでしょうね。」


「もしかしてマネーを受け取らなかったのって……」


「信じるものは救われるってやつです。」




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