過去ログ - 「再びパネェっす!上条さん」
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150:第20巻[saga]
2013/08/03(土) 20:51:53.47 ID:iJVe44GDO

――

一方(……何でこォなった)

疼くまったまま、一方通行は歯を食いしばる


一方(……このガキが一体何をした。こンな、自分の指を自分で動かせないよォな状態にならなくちゃならねェ事をやったってのか。何で、このガキがこンな目に逢わなくちゃなンねェンだ)ギリギリ

現代的なデザインの杖のグリップを、握り潰すほどの力で掴む

今、この惑星では世界規模の戦争が始まっている

各々の国にいる様々な人は、それぞれの大事なもののために戦っているのだろう


だが、彼女のために戦ってくれる者は一人もいない


一方「チッ……ふざけやがって」

その時だった

ベコンッ!! と分厚い金属がへこむような音が頭上から聞こえてきた

貨物列車のコンテナがゆがんだのだろう

一方通行が顔を上げると、さらに続けて二回、三回と似たような音が響く

それと同時に別の車両からロシア語で罵る声と、複数の銃声が飛んできた

マトリョーシカ!マトリョーシカ!フタツヨンセンエン!!

ギャー!ビーフストロガノフー!

すぐにそれは悲鳴へと切り替わっていった!


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