過去ログ - 「再びパネェっす!上条さん」
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172:第20巻[saga]
2013/09/20(金) 21:24:57.57 ID:wqGXJMdDO

――

中を覗くと高級なテーブルと椅子があり、そこにフィアンマが腰掛けていた

テーブルの上には分厚い本が開いていて、そこから淡い光が漏れていた

他には誰もいないのかフィアンマの声だけが聞こえる

あの本は通信用の霊装か何かだろうか?

『必要なんだよ。ここは空間だ。座標と容積、その両方が重要って訳だ』

神浄(……、)

『……も、計画を進めるうえでこの場所は外せんよ。"プロジェクトベツレヘム"という観点から考えればな』

久しぶりに耳にした声に、神浄の心がざわついた…が、意識して沈黙を貫いた。…努力しなければ、今すぐにでも叫び声を上げて突撃してしまいそうだった

レッサー(ど、どうどう。どうどう。落ち着いて、冷静に、はい深呼吸〜)

上条(ああ…分かっ…)

が、その思考は寸断された

神上「フィアンマァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

フィアソマ「!?」

レッサー「うえええっ!?深呼吸したはずなのに何故にひーとあっぷ!」


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