過去ログ - 「再びパネェっす!上条さん」
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23:第17巻[saga]
2013/07/01(月) 19:10:40.01 ID:IdLaLz1DO

〜ロンドン・とある酒場〜

『新たなる光』の一人レッサーは場末の酒場にいた

カウンター席でジュージュー音を立てているフライを頬張っているレッサーは、一メートルぐらいの細長いケースの紐を肩に掛けていた。それから足元には古ぼけた四角い鞄が置いてある

レッサー(さて、と。こいつを平らげたらカバンを所定の位置に運んで、あとは指示待ちですか。変わるかなー、イギリス。変わってくれると良いですなー)モグモグ
ふんふふんと鼻歌を歌いつつ、スツールの下で足をバタバタ振り回すレッサー

レッサー「ふんふ〜んふ…」

そこで、彼女の動きがピタリと止まる

レッサー「……、」

レッサーは、恐る恐る隣を見た

ついさっきまでいた客と入れ替わりに、東洋人の少年が小さいスツールに座り、こちらを見ている

レッサー(……今、彼から物凄く嫌な気配を感じたような気がしましたが……)

上条「……」ニコ
レッサー「……」ニコ

レッサー(ハァ…どうやら勘違いだったようですね…私としたことが、柄にもなく緊張してんですかね)

レッサーはオレンジジュースの入ったコップを手に取り、ごくごくっと一気に飲み干す

……と

「君さ…『新たなる光』のメンバーの一人だよな」ボソボソ

レッサー「!!!」ガタッ!

突如、耳元で囁かれる甘い声…いつの間にかレッサーは背後を取られていた!

「おっと…下手な事考えんなよ。少しでも怪しい動きを見せれば…、お前を全力でそげぶする」ボソボソ

レッサー「くっ!」ギリッ

―――
――



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