過去ログ - あずさ父「娘がアイドルになった」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 00:10:22.94 ID:kwlR8EDb0
他でもない、自分だった。
父親として、いやファンとしての自分が、今手を叩いている。
何時しか拍手は会場全体を包み込み、おめでとう、あずささんありがとうと言う声が割れんばかりに轟く。
『みなさん…本当にありがとうございます!』
一瞬、あずさがこちらを…いや、考え過ぎだろう。
『それでは…ここからは、三浦あずさソロパートですよ〜!』
デビュー曲である『9:02PM』、2曲目は『まっすぐ』、3曲目に『ラブリ』、途中途中であずさのトークパートや、他のアイドルによるお別れメッセージなどが読み上げられ、その度に涙腺が緩んでしまった。
『みなさん…次の曲が、私の最後のステージになります…曲は…『隣に…』です』
その瞬間、私は身震いした。
会場全体が、一瞬にして紫色のサイリウムの光で満たされた。
ゆっくりと振られるその輝きは、まるであずさを送り出すかのような優しい動きだった。
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