過去ログ - 上条「俺は、美琴が好きなんだ」フィアンマ「……」
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34: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:11:26.18 ID:XcxA+T7q0

やがて俺は、日本へと戻り。
それでもやはり周囲は俺を不幸の疫病神だとみなしたままで。
両親と相談した結果、俺は学園都市に来た。
科学で全てを説明しようとするこの街は、とかくオカルトを信じない。
故に、俺の不運体質も周囲は不思議だねと首を傾げる程度。
科学でどうにか説明しようとするか、不思議なものだと軽く片付けるか。
俺にとっては、住みやすい街だった。選択は間違っていなかったのだろう。

「………」

思い出すのは、フィアンマのことだった。
結局彼女は、あの後どうなったのだろう。
逃げるように日本へ戻ってきてしまったが故に、確かめられず仕舞い。

「……ん?」

小学四年生のある日。
ポストに、手紙が入っていたことに気がついた。
中身は点字で書かれており、一瞬妙な暗号文に思えた。

点字。
盲目の人間が主に使う文字。

差出人の、名前は。



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