過去ログ - 上条「俺は、美琴が好きなんだ」フィアンマ「……」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/08/03(土) 17:17:43.79 ID:q2pJs+DH0
黙ってしまった打ち止めを尻目に、一方通行は家を出た。
大事な話とは何だ、と聞かれるだろうが、適当に誤魔化しておこう。
何はともあれ、勝手にされた約束といっても彼女を待たせるのは忍びない。
「おい、第一位」
「…あン?」
視線を向ける。
そこには予想通りというべきか、第二位が立っていた。
彼は所謂ジト目というやつで一方通行を見つめている。
或いは、睨んでいるともいう。
「何処行くつもりだ」
「何処だってイイだろォが」
「彼女とデートか?」
「オマエにゃ関係ねェ」
「あるに決まってんだろ」
むす、とご立腹マター。
面倒臭い、と一方通行はひっそり思う。
どのみちついてきそうなので、彼を連れて行ってやることにする。
桃太郎かよ、と一方通行は自らへ肩を落としたのだった。
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