過去ログ - 上条「俺は、美琴が好きなんだ」フィアンマ「……」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/08/06(火) 21:57:19.12 ID:UA5Wq/2b0
それでも、仕方がないだろう。
自分が能力で魅了してしまったことは事実で。
五年前、問いかけに承諾してしまったのも自分だ。
フィアンマは拒絶を許されない。彼女自身が、そう決めた。
「……ん」
「っ、」
シャツを脱がされ、首筋を甘く噛まれる。ついでに下着も外された。
生命の危機までは感じないが、快楽はない。
仮に快楽があってもそれはそれで嫌だ、とフィアンマは思う。
「ぁ…」
薄い胸に触れられる。
男のそれかと見紛う程に肉はない。
だが、突起は色素の薄い桜色をしている。
指先で刺激され、思わず身体がこわばる。
緊張した様子で固まった彼女の胸の突起を、男の口が含んだ。
決して歯は立てず、優しく、焦れったい程に優しく刺激する。
強い刺激に慣れることのない処女にはその程度の性感がちょうど良い。
手が伸びる。
太ももを軽く撫でられ、フィアンマは唇を噛み締めた。
彼女にも希望や夢や理想はあったが、この性行為で全て台無しになる。
最も、この嫌悪感や恐怖も、男性器を挿入されてしまえばなかったことになるだろう。
「ふ、…っ、んぅ、」
深く口づけられる。
舌を噛みそうになり、我慢した。
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